Hi-STANDARDの正式ドラマーとしてZAX(ザックス)さんが加入しました。
2023年2月に前ドラマー恒岡章さんが逝去した後、ZAXさんはサポートドラマーとしてバンドを支えてきましたが、オーディションを経てついに正式メンバーとなりました。
ZAXさん(ザックス)は何者?プロフィールを紹介

| 本名 | 勘座仁(かんざ じん) |
| 生年月日 | 1980年6月6日 |
| 年齢 | 45歳(2025年9月現在) |
| 出身地 | 兵庫県宝塚市 |
| 担当楽器 | ドラムス |
| 活動バンド | THE BONEZ(現メンバー)、Pay money To my Pain(元メンバー) |
| 経歴 | KAMINARIでキャリアスタート、EXILE ATSUSHI、Char、RIZEなどのサポート多数 |
| ドラミングスタイル | パワフルで安定感のあるツインペダル重視のプレイスタイル |
| Hi-STANDARD加入 | 2023年サポート加入後、2025年正式加入。新作ミニアルバム「Screaming Newborn Baby」に参加 |
ライブでのエネルギッシュなパフォーマンスからも分かる通り、体力とスタミナに優れた体格を持っています。
音楽以外の趣味や私生活についてはプライベートを重視しており、あまり多くを語らない性格。
SNSでは時折日常の様子も垣間見せ、親しみやすい人柄が伺えます。
ドラムを始めたきっかけと音楽的ルーツ
ZAXさんがドラムを始めた具体的なきっかけは明言されていませんが、若い頃からロックとオルタナティブ音楽に強く影響を受けていました。
もともとKAMINARIというバンドで活動していた経験があり、日本国内外のバンド活動やフェス出演を通じて、様々な現場で経験を積み重ねてきたのが特徴です。
Hi-STANDARDのほかにChar、AA=などといった著名アーティストのサポートも務め、ジャンルレスな幅広い経験こそが、ZAXさんの「感覚」を重視したドラミングスタイルの源泉となっています。
ZAXさんのバンド歴
Pay money To my Pain(PTP)
ZAXさんの代表的な活動として、Pay money To my Pain(PTP)での活動です。
2002年にKAMINARI解散後、元KAMINARIのボーカル森大樹と共に活動を継続し、2004年にPTPを正式結成しました。
ZAXさんはドラムとして全作品・ライブに参加し、PTPのラウドロックシーンへの多大な影響を支える重要な役割を担いました。
バンドはモダンロック/ラウドロックの先駆者として多くの支持を集め、国内外のフェスやライブで圧倒的なパフォーマンスを披露。
しかし、2013年12月にボーカリストKの急逝により、バンドは活動休止を余儀なくされました。
THE BONEZ
PTP活動と並行して、ZAXさんはTHE BONEZにも参加し、JESSE(RIZE)や実力派メンバーと共に精力的な活動を続け、国内外フェス出演やライブで幅広いファン層を獲得しました。
THE BONEZでは、ラウドロック/オルタナティブロックの枠を超えた音楽性を追求し、大規模ライブにも数多く出演。
ZAXさんのドラミングは、バンドのサウンドに欠かせない土台として信頼されています。
Pay money To my Painの活動休止後も、THE BONEZでの活動を通じてZAXさんは音楽的成長を続け、現在も主要メンバーとして活躍中。
Hi-STANDARD加入後も、THE BONEZでの活動は継続される予定となっています。
他のサポート・コラボ歴(EXILE ATSUSHI、RIZEなど)
ZAXさんはPTPやTHE BONEZ以外にも、数多くの著名アーティストとのサポートやコラボレーションを経験。
EXILE ATSUSHIやRIZE、Char、Hi-STANDARDなど、ジャンルを超えた様々なアーティストのサポートドラマーとして信頼を得てきました。
また、FallonやSCHONなど他のバンドやユニットでの活動経験も豊富で、POLPO(PABLOとのユニット)などのプロジェクトにも参加。
これらの経験により、ZAXさんは単なるラウドロック専門のドラマーではなく、どんな音楽スタイルにも対応できる柔軟性を身につけました。
業界内での人脈も広く、多くのミュージシャンからの信頼と尊敬を集める存在。
この豊富な経験こそが、Hi-STANDARDという伝説的バンドのドラマーに選ばれた理由の一つでもあります。
ZAXさんがハイスタの新ドラマーに選ばれた背景

前ドラマー恒岡章さんの死去とバンドの転換期
2023年2月14日、Hi-STANDARDの前ドラマー恒岡章さんが51歳で逝去し、バンドは大きな転換期を迎えました。
恒岡さんはCHU-DOKU、CUBISMO GRAFICO FIVE、チャットモンチーなど多数のバンドで活躍した名ドラマーで、ハイスタにとって偉大な存在でした。
前日にはメンバーが近況を明かしていただけに、突然の訃報はバンドとファンに大きな衝撃を与えました。
25年以上の歴史を持つハイスタにとって、新しいドラマーを迎えることは単なるメンバー交代以上の意味を持ちます。
恒岡さんの音楽的遺産を受け継ぎつつ、バンドの未来を切り開ける人材が求められていたのです。
この重要な局面で、ZAXさんが選ばれた背景には深い理由があります。
ZAXさんとHi-STANDARDのつながり・背景
ZAXさんは以前からHi-STANDARDのメンバーとつながりがありました。
2023年6月にはEKKUN、ZAXさん、ナヲという3人のサポートドラマーを迎えて活動していましたが、この時点でZAXさんの実力と人柄が評価されていたと考えられます。
ハイスタのメンバーである横山健さんや難波章浩さんとの音楽的相性も良く、ハイスタの楽曲に対する理解も深かったことが大きな要因でもあります。
また、同じPIZZA OF DEATHレーベル系列での活動経験もあり、バンドの方向性や価値観を共有できていました。
長期間のサポート活動を通じて、ハイスタの一員としての信頼関係が築かれていたのです。
ZAXさんがハイスタに選ばれた理由とドラマーとしての実力

ZAXさんが選ばれた最大の理由は、圧倒的なドラミングと信頼性にあります。
体全体を使ったエネルギッシュかつパワフルなドラミングで、無駄のない動きがリズムに直結し、ライブでは迫力満点のパフォーマンスを見せます。
ツインペダルを自在に操りながら、スネアとバスドラムの間で絶妙なグルーヴを作り出すのが得意です。
また、歌との一体感を意識したドラミングスタイルで、繊細さと力強さを両立させているため、楽曲の魅力を最大限に引き出すことが可能です。
さらに、ZAXさんは長年のバンド活動や様々な著名アーティストのサポート経験を経て、ジャンル問わず柔軟なドラミングができることも魅力のひとつです。
特に、ハイスタの激しい楽曲群を支える強靭なリズム感とスタミナは、他の候補者を圧倒していたはず。
業界内での評価も高く、同業のドラマーや音楽関係者からは「人間味あふれるドラミング」として認められています。
ドラマー Katumaさんコメント
ZAX君のドラムって“人間そのもの”っていう感じなんですよね。
野生的って表現する人もいるんですけど、俺の中ではめちゃくちゃ人間らしいプレイだと思ってて。
“グワーッ”って激しくいくところはいくけど、感情に沿って歌うところはドラムで歌ってるし。
ものすごく人間っぽいんです。
引用:リズム&ドラムマガジン
恒岡さんの後継者として、技術面でも人格面でもバンドとファンが安心できる人材だったのではないでしょうか。
インタビューで語る音楽観・人柄
ZAXさんがドラマーとして大切にしていることは、重視堅苦しい理論よりも「感覚」や「フィーリング」を重視していることをインタビューで語っています。
演奏が良いというのは“上手い”かどうかじゃなく、そこに込められた気持ちや “演奏を楽しんでいる感”などが大事
引用:Red Bull Live on the Road
人柄としては温かみがあり、仲間思いの性格が伝わっており、業界内外から信頼される人物として知られています。
ドラマー同士の交流や後輩への助言にも熱心で、競争ではなく共に音楽シーンを盛り上げていく意識を持っています。
音楽への情熱と謙虚さを兼ね備えたZAXさんの人柄が、多くのミュージシャンとの良好な関係を築く源泉となっています。
この人格的魅力も、Hi-STANDARD加入の重要な要因でした。
新体制でのライブや音源リリース情報は?

気になる新体制Hi-STANDARDでの新作ですが、11月26日に新曲6曲を収録したミニアルバム「Screaming Newborn Baby」のリリースが発表されました!
詳細は公式サイトに随時更新されると思うので、気になる方はチェックしてみてください!
まとめ
ZAXさんの正式加入により、新たな一歩を踏み出したHi-STANDARD。
これまでのサポート活動で見せてきた実力に加え、正式メンバーとしての今後の活躍にも期待が高まります。
ZAXのドラミングが、ハイスタのサウンドにどんな変化をもたらすのか注目です!
そして、これからのHi-STANDARDから目が離せません!
とは何者?経歴・バンド歴を徹底解説!.jpg)

