NHKドラマ「バニラな毎日」でロックミュージシャン、金髪姿でチャラいけど憎めないキャラの秋山静役を演じた木戸大聖さん。
彼の話す完璧な関西弁や、高い演技力が話題になっています。
この記事では、
- 彼が完璧な関西弁を話せるようになるまで
- 高い演技力の秘密
を深堀調査しました!
木戸大聖(きどたいせい)プロフィール
- 1996年12月10日生まれ
- 福岡県出身
- 2018年から3年間、NHK BSプレミアムの番組「おとうさんといっしょ」にレギュラー出演
- 2023年7月公開の映画「先生!口裂け女です!」で映画初主演
- 同年「僕たちの校内放送」にて連続ドラマ初主演
- Netflixシリーズ「First Love 初恋」で若き頃の主人公を演じ、注目を集める。
完璧な関西弁を話せるようになるまで

木戸さんがこのドラマで演じたのは関西出身の役柄。
関西弁を話せるようになるまでやはり一苦労だったそうです。
難しかったです!
芝居する脳と方言を考える脳の2つを使っている感覚があり、本番中はなるべく芝居に集中していたのですが、やっぱり方言も間違えられないのですごく苦労しました。
でも、いつかは方言に挑戦してみたいと思っていたので、いい経験ができたと思います。大阪ことば指導の先生がセリフを録音してくださるので、方言とセリフを同時に覚えられるのが面白かったですね。
僕は普段、セリフを文字で覚えたり自分で録音して聞いたりして覚えるのですが、先生がすでに録音してくださっているので助かりました。
引用元:NHK公式サイト
と難しさを語っています。
それでも彼の挑戦意欲や、大阪ことば指導の先生のサポートもあって、
見事に完璧な関西弁を習得し、役を演じきりました。
そんな彼に、たくさんの反響の声が寄せられています。
と、彼の関西弁や演技に心地よさや、親近感など感じる人も。
演じる”チャラい”役柄も良い存在感を出して、見る人を楽しませていました!
高い演技力の秘密とは

作品を見た人や、制作関係者にも評価されている彼の高い演技力ですが、その背景には、
彼の、下積み時代の辛い経験と、座右の銘に掲げる「努力」、もっと芝居をしたい意欲
が原動力となっているようです。
「事務所に所属するまでの2年間は、本当にしんどかったです。
僕は17、18歳くらいでいまの事務所の社長と出会い、そこから、ひたすらレッスンに通って芝居を学ぶ日々が始まりました。ただ、まだ所属はできていない外部生ですから、現場に出ることはない。なかなか認めてもらえない悔しさをずっと感じていましたね。
カメラの前で芝居するイメージを持ちながら、実際はレッスン室から出られない。『思っていたのと違う。いつ所属できるんだ』という、ゴールの見えない闘いをしている気分でした。
しかも、同じような立ち位置で入ってきた外部生たちが続々とレッスンに来なくなっていくんです。僕自身もいつ呼ばれなくなるかわからない状況で、『ここで折れたらダメだ』と自分に言い聞かせていました。負けず嫌いな部分は、そこから始まったのかもしれません」
~中省~
「自分がこういうドラマに出ているとか、芝居をしている姿がスクリーンに映し出されている様子を何度も何度もイメージして、 “きっとこうなれる”と常に思うようにしていました。夢を見なければ、やっていけなかったとも思います。
~中省~
あの日々(下積み時代)を乗り越えたからこそ、つらい思いやすごく悩むことがあっても、『いまの自分はやりたいことをやれてる。夢を叶えたんだ』という気持ちが勝つんです。現にいま、僕はカメラやお客さんの前で芝居ができているわけですから。その喜びは何にも負けないし、同時に、もっと芝居がしたいという原動力にもなっています」
引用元:GQ
辛い下積み時代を送られた木戸さんですが、今ではその経験が演技の深みや表現の引き出しとなって活かされているのではないでしょうか。
まとめ

ドラマ『バニラな毎日』で見る人を魅了している木戸大聖さん。
彼の話す完璧な関西弁や、高い演技力は、
彼の難しい試練も挑戦する意欲や情熱、
過去の辛い下積み時代を乗り越えるために演技を磨いてきた努力の結晶でした。
これからの活躍に注目です!



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